CompTIA A+220-1101 part1 コンピューターの定義や基礎

NO IMAGE

学習内容のアウトプット記事

CompTIA A+事前資格無しで受講できる
難易度は高くないとされているが、幅広い範囲が出題される

日本で知名度は高くないが、海外ではかなり人気。
今後は日本でも需要が高まる、、、はず。

資格を取るためにはCore1(220-1101)とCore2(221-1102)を1年以内に取得する必要がある
このCoreは3年ごとに問題が切り替わる
試験は選択式

 

試験も模擬試験も値段が高い

模擬試験25000円
試験3万以上だと記憶

 

PCの基礎

PCの歴史

コンピュータは1980年代にApple IIのような黒と緑のスクリーンと外部フロッピードライブを携えて市場に出てきました。

画像引用元 https://t3n.de/news/apple-ii-desktop-software-80ern-1496497/

その後ハードウェアを格納するPCケース【タワー】と
モニターが分離。カラーモニターも出現しました。

画像引用元 amazon

これらは80年代から2000年代初頭まで、家庭やオフィスでの主流となっていました。

最近は iMacのようなオールインワンユニットが出てきていたり
スマートフォン、タブレット、スマートウォッチのような小型のパーソナルコンピュータも登場しています。

 

コンピューターの定義

入力、処理、保存、出力の4つの基本的な機能を実行するデバイスのこと。

例としては、PCから電気自動車やIoTデバイス色々あります。

 

コンピュータの分類

ワークステーション: デスクトップPC。

サーバー: サービスをホストするためのラックマウント型のコンピュータ。

画像引用元 Wiki

ラップトップ: 埋め込み型のバッテリーを持つワークステーションのモバイルバージョン。ノートPCのこと。

タブレット: タッチスクリーン付きのポータブルコンピュータ。タブレットにできるラップトップは、二合一デバイスとして呼ばれます。

スマートフォン: 通話機能を持つタブレットの小型版。

スマートデバイス: Google HomeやAlexaのようなデバイス。主に音声で操作します。

IoTデバイス: 特定の目的のためにネットワークに接続されたデバイス、例えば、スマート冷蔵庫や電球など。

 

コンピュータのコンポーネント

コンポーネントとは
機器やソフトウェア、システムを構成する部品や要素のこと

 

ハードウェア: コンピュータの物理的な部分で、入力、処理、保存、出力に関連しています。

ソフトウェア: ハードウェアに指示を与えるもの。タイプは以下の通り。

 オペレーティングシステムソフトウェア(OS): コンピュータの基本的な機能を管理・制御するソフトウェアです。
具体的には、ハードウェアのリソース(CPU、メモリ、ストレージなど)の管理、
アプリケーションソフトウェアの実行サポート、
ユーザーインターフェースの提供などが含まれます。
Windows, macOS, Linuxなどが代表的なOSであり、
ユーザーがコンピュータとやり取りする際の中心的な役割を果たします。

アプリケーションソフトウェア:特定のタスクや機能を実行するためのソフトウェアです。
これには、文書作成、表計算、ウェブブラウジング、グラフィックデザインなどの様々な目的が含まれます。
例えば、Wordは文書作成、Chromeはウェブブラウジングに使用されます。
これらはOS上で動作し、ユーザーが特定の作業を行うためのツールとして機能します。

ドライバ: OSとハードウェアデバイスとの間の通信を担当するソフトウェアの一部です。
コンピュータ内の多くのハードウェアデバイス(プリンタ、ビデオカード【グラボ】、USBデバイスなど)は、
正しく動作するために特定のドライバを必要とします。
ドライバは、OSからの命令をハードウェアが理解できる言語に変換する役割を持っています。

ファームウェア: 特定のハードウェアデバイスの動作を制御するための組み込みソフトウェアです。
これはROMやフラッシュメモリに保存されており、ハードウェアの基本的な命令セットを提供します。
デバイスが正しく起動し、基本的な機能を実行するための指示を提供します。

例えば、プリンタやルータなどのデバイスは、
動作するための基本的な指示をファームウェアから受け取ります。
多くのファームウェアは、新しい機能の追加やセキュリティの強化のために更新可能(フラッシュ可能)です。

 

PC組み立ての際の安全性

個人の安全性

  • ケーブルを束ねるなどして管理し、転倒の危険を避けるようにしましょう。
  • 重い物体を持ち上げる際は持ち上げ技術を使用しましょう。
  • 化学物質や機器のクリーニング作業時には、保護ゴーグル、手袋、マスクの使用が必要です。

 

持ち上げ技術

重い物体を持ち上げる際には、背中ではなく脚を使用して持ち上げること。
腰を曲げるのではなく、膝を曲げて自分自身を下げて物体をつかむことを意味します。

デッドリフトのやり方をYouTube動画でみるとイメージしやすいです。

重すぎる場合は、複数人で運ぶか、手押し車を使用して移動させましょう。

コンポーネントの安全性

  • 静電気放電(ESD)は大きな脅威であり、コンポーネントを損傷させる可能性があります。
  • 静電気を管理し、防ぐために、帯電防止袋、ESD用リストストラップ、およびESD用マットを使用してください。

ESD用リストストラップ画像の引用元

電気の安全性

  • 電撃を避けるために、作業前にすべての機器の電源を切断することを確認してください。
  • 高電圧の損傷を防ぐために接地されたコンセントとサージプロテクターを使用してください。

高電圧や突然の電気的なサージは、
電気機器やコンピューターに大きな損傷を与える可能性があります。
特に雷や電力供給の不安定さが原因で生じる電気的なサージは、
機器の回路を焼き切ることがあるため非常に危険です。

電気的なサージ (電圧サージ): 短期間に流れる電流量や電圧が急激に増加する現象。
雷や電源の不安定さが主な原因となり、電子機器の損傷を引き起こすことがある。

接地されたコンセントは、不要な電気的なエネルギーを安全に地球に放電するための手段を提供します。
これにより機器に流れる過剰な電流が制限され、機器が壊れるのを防ぐことができます。

 

サージプロテクターは、電気的サージを検知して、それをフィルタリングまたはブロックする装置です。
これにより、接続されている機器がサージから保護されます。
電気的なサージが機器に到達する前にそれを遮断することで、
機器の寿命が延び、データの損失やその他の問題が生じるのを防ぐことができます。

画像引用元 amazon

化学物の安全性

  • いつでも保護ゴーグル、手袋、マスクを着用してください。
  • 危険な物質の適切な取り扱いと廃棄が非常に重要です。
  • 異なる化学物質の取り扱いに関する具体的な情報を得るためには、
    常に物質安全データシート(MSDS)を参照してください。

※最近SDSという名前に統一されたようです

トラブルシューティングの6ステップ

  1. 問題の特定: ユーザーからの情報を収集し、ユーザーが行った変更を識別し、最近の環境やインフラの変更を考慮してください。変更を加える前にバックアップを確実に行います。
  2. 原因の理論を確立: 最も明らかな潜在的な問題から始め、Googleなどのツールを使用して、システムの症状に基づいて原因をさらに特定します。
  3. 原因を決定するための理論をテスト: 理論が形成されたら、それをテストします。理論が確認されない場合、新しいものを形成するか、問題をより経験豊富な技術者にエスカレートします。
  4. 行動計画を確立&解決策を実装: 根本原因を確認した後、必要な修正を計画し、適用します。メーカーやベンダーのガイドラインに従ってください。
  5. システムの完全な機能を確認&予防策を実施: 問題に対処した後、システムが正常に動作していることを確認し、将来の発生を防ぐ方法を検討してください。
  6. 結果、行動、結果を文書化: 作業が終了したら、何が問題だったのか、解決のために何をしたのか、最終結果は何だったのかを記録します。

これらのステップは暗記しておきましょう。

 

 

次の記事

 ビットとバイト違いビット (bit): ビットは、情報の最小単位として使用されます。'bit' はbinary digit(バイナリー・ディジット)の略語で、0 または 1 の2つの値のみを取ることができます[…]

IMG